食品添加物はなるべく避けよう
身近な食品の中には、添加物が数多く含まれているものも少なくありません。
中には、発がん物質となる可能性のあるものや、体内で活性酸素を発生させるものなどがあり、体に蓄積されて免疫力を低下させたり、免疫機能に欠かせないビタミンCや亜鉛などを浪費します。
少しでも添加物を減らすには、手軽なインスタント食品や加工食品をなるべく避け、よく洗う、一度ゆでこぼすなど、調理にひと手間かけることが肝心。
野菜や果物を選ぶなら、農薬の少ないものや栄養豊富な旬のものを。
輸入物より国産の方が、ポストハーベスト(収穫後農薬)もなく安心です。
もちろん、同じものを続けて大量に食べないバランス感覚も忘れずに。
好きなものを楽しく食べることも大切
「免疫力を高める食事」といっても、あまり難しく考えず、楽しんで食べることも大切です。
「おいしい」「楽しい」と感じることでリラックスすると、β-エンドルフィンというホルモンが分泌され、アドレナリンやノルアドレナリン、コルチゾールといったストレス対抗ホルモンの分泌を抑制するので、免疫細胞を活性化する効果が。
また、リラックスして食事をすると、胃腸の働きも活発になって消化・吸収が進みます。
忙しい時は料理をするのも面倒と思いがちですが、冷凍食品や素材感を利用すれば、下ごしらえの手間が省けて調理が簡単。
その分、盛り付けやテーブルセッティングなどを工夫し、会話の弾む食卓になるよう、楽しみながら演出してみるのもおすすめです。