深呼吸
気持ちが焦っている時は、交感神経にスイッチが入り、自然と呼吸が浅く早くなっています。
逆に副交感神経が働いてリラックスしている時には、ゆっくりと深い呼吸をしています。
このように呼吸と精神状態は深く結びついていて、呼吸をコントロールすることで、逆に気持ちをコントロールすることもできます。
ストレスを感じたら、意識的に腹式呼吸をゆったりと繰り返し、緊張をほぐしてみましょう。
口を軽く閉じ、おなかを引っ込めながら鼻から息をゆっくり吐いていき、吐き切ったらおなかを膨らませながら鼻から息をたっぷりと吸います。
副交感神経が高まってリラックスすると共に全身の血液の循環がよくなり免疫細胞の活性化につかながります。
お風呂
入力は体を清潔にして病原体を遠ざけるだけでなく、体を温めて血液の循環をよくしたり、心身の疲れを癒してくれたり、免疫力にとってメリットがたくさんあります。
シャワー派の人も、週に何度かはゆったり湯船につかってみましょう。
新陳代謝が高まって、免疫細胞も活性化されます。
ただし、お湯の温度には要注意。
42度以上の熱いお湯につかっていると、体内の水分が失われて水分不足になり、血液がドロドロに。
また血圧も上昇するので、かえってストレスを感じてしまい、免疫力もダウン。
38~40度くらいのお湯にゆったり入ると副交感神経の働きが盛んになり、リラックスホルモンのβ-エンドルフィンが分泌されて免疫力を高めてくれます。